COOP 生活クラブ事業連合生活協同組合連合会 HOME

生活クラブのご紹介 取扱い品目のご紹介 こんな活動しています ストップ!遺伝子組み替え作物
COOP共済 共同購入と加入の方法 今週の料理 リンク&リンク

こんな活動しています



安全・健康・環境の向上をめざし自主管理・監査制度をスタート
容器包材についても、「安全・健康・環境」を追求
「安全・健康・環境」生活クラブ原則



安全・健康・環境の向上をめざした
自主管理・監査制度


1992年ブラジルで開催された「地球サミット」では、企業の環境取組みを規格化することが提唱され、ISO14000シリーズの国際規格として誕生しました。日本でも認証取得をめざす企業が急速に増えました。生活クラブ連合会では、独自の自主管理・監査制度を検討してきましたが、1997年6月24日に開催した第8回生活クラブ連合総会で自主管理・監査制度の導入を採択し、本格的にスタートしました。

同制度導入の目的は、明確に基準化された段階やマニュアルを設定し継続した努力を行い、生活クラブ運動の根幹である「安全・健康・環境」の向上をはかるものです。 生活クラブの制度は、多くの企業で実施されている環境管理・監査のシステムと類似していますが、「環境」ばかりでなく、消費材(商品)の生産規格基準にまで広げて運用する点、提携生産者が「生活クラブ原則」に批准して、制度に参加するシステムで、提携生産者と共に歩む点など、これまでにない制度といえます。(「安全・健康・環境」生活クラブ原則


  ▲図.1 自主管理・監査制度の仕組みの概要


自主基準の運用手順は、上図の通りになります。

@ 「安全・健康・環境」生活クラブ原則を批准した生産者が、制度に参加し、組合員と共に基準を決めます。
A 参加する生産者は「自主基準」に基づき、消費材の「基準項目登録」を行います。
B 登録内容が正しいかどうか「おおぜいの自主監査」で組合員が監査し、さらにレベルアップしていきます。

生活クラブ全体の「規格」、さらに望ましい目標「推奨」


生活クラブ連合会で取り組む消費材の基準(=自主基準)は、大きく「規格」と「推奨」の二つに分けられます。
「規格」とは取組みにあたり定められた基準のことで、全ての消費材に適用されるものです。「標準規格(消費材に求める規格仕様。これに適合しなければ取り組みしません。)」と「要改善規格(改善を要する項目。取り組みは継続しつつ、早期に対策を立て、改善することが求められます。)」とがあります。
そしてさらに、「安全・健康・環境」生活クラブ原則に批准した生産者が「消費材登録」を行った品目に適用される、上位の「推奨(レベル)」があります。「推奨レベル」とは、 到達・実現して欲しい水準のことです。「おおぜいの自主監査(後述)」では、主にこの「推奨レベル」を対象に監査します。

[以下、農業分野の自主基準項目の事例の一部抜粋]

推奨レベル
(1-1-A-1) 農協単位での「安全・健康・環境」生活クラブ原則の批准
(2-1-A-3) 有機農産物(JAS)
(3-3-A-1) 適地・適作(品種)・旬の農産物
(4-1-A-2) 3年以上の栽培記録の公開

標準規格
(2-3-規格-1) 遺伝子操作農産物の取組禁止
(2-3-規格-3) 放射線照射農産物の取組禁止
(3-2-規格-1) 栽培計画の作成(公開)
(3-7-規格-4) 毒性検討をしない農薬散布の禁止

要改善規格
(3-4-規格-7) 塩化ビニール類の使用
(3-7-規格-13) 発がん性農薬の使用
(6-1-規格-2) 可食部に(国の)基準の1/10以上の残留農薬の検出

残留農薬などの検査「基準検査」


自主基準の中に、「消費材登録」を行った品目を対象とする「基準検査」があります。この検査は残留農薬・放射能・重金属類・微生物などの8項目を基本としています。各分野ごとに設定されている基準項目(例えば、「37Bq/kg(国の基準の1/10)未満の放射能セシウム(の残留は許容)」や「可食部に(国の)基準の1/10以上の残留農薬の検出(は要改善)」など)について、生産者と生活クラブ連合会が協議の上、適切な検査項目を選択して実施計画を作り、実施し、その結果を報告する制度です。個々の消費材が登録内容どおり製造されているかどうか、科学的に点検しようとするものです。検査には費用がかかりますが、当該消費材の前年度の売上の0.1%(但し上限100万円)を、これらの検査費用にあてて、常に安全性の確認をしています。

「監査」はおおぜいの組合員が参加して


「自主基準」への消費材の到達点(主に推奨レベル)を自分たちの目で検証するのが「おおぜいの自主監査」です。消費者である「私たち」=「組合員」が参加し、自らの目で確認します。提携生産者がどのような努力を行った結果の到達点なのか、達成できない課題は何か、また、より高い水準になるにはどうすればよいかなど、生産者と組合員が一緒に考える機会にもなる、自主管理監査制度の真ん中に位置する機能です。第三者機関の認証結果に頼るHACCPやISOでは実現できないものです。良い意味での緊張関係を育てながら確かな生活の質を手に入れる、生活クラブの共同購入の姿勢そのものを表現しています。


▲ページのトップに戻る▲