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遺伝子組み換えについて、食品表示を調査した結果がまとまりました。
4月1日から改正JAS法による遺伝子組み換え食品の表示義務化がスタート! 遺伝子組み換え食品に反対する私たち消費者の活動の成果で「一歩前進」といいたいところですが…。
私たち”ストップ!遺伝子組み換えイネ生協ネットワーク”では、4月9日から21日にかけて、「ちゃんと表示されているか」を実態調査をしました。調査は、全国27都道府県200の市町村で、スーパーなど300店舗、約4、500点にもなりました。
ははーん、大豆やトウモロコシの加工食品の表示が義務化されたんだ。遺伝子組み換え作物を使っている場合は、「遺伝子組み換え」「遺伝子組み換え不分別」と表示しなくちゃいけないんだ。でも、「遺伝子組み換えしていない」ものは表示しなくていい。
でも、ホントにこれで分かるのかな?
■調査の結果……
表示は始まったけど、
これじゃ、分からない
●表示なし:遺伝子組み換えについては、無表示。
●表示あり(A):「遺伝子組み換えでない」「遺伝子組み換えでないものを分別」と表示あり。
●表示あり(B):「遺伝子組み換え不分別」と表示あり。
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法律では、遺伝子組み換えでなければ、「表示なし」又は「遺伝子組み換えでない」を表示をすることになるから、つまり今回の調査では100%、non-GMO大豆だったということになるわね。
確かに味噌・豆腐は、表示が義務化される前から、non-GMO大豆を使っているケースが多かったけど、表示なしの物は全部、本当に遺伝子組換でないのか、それとも表示を怠っているだけなのか、わからないわね。
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コーンスナックは義務表示。スナック菓子から安全性未承認のものが見つかって、回収騒ぎになったばかりだね。半分が表示なしというのも、気になるわね。
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しょう油・コーン油は任意表示。つまり、表示しても、しなくても、どちらでも、いいっていうこと。表示なしが、97%ということは、ほとんど、なにもわからないってことね。
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これじゃ役に立たない表示制度
- 現行の表示制度では、遺伝子組み換え作物が原料に混入してる可能性がある食品のうち、9割近くが表示をしなくてもよいことになっています。その上、私たちの調査では、「遺伝子組み換え不分別」と表示していた大豆やトウモロコシの加工食品は、ほとんどありませんでした。
- 結局、店頭に並ぶ食品の表示を見て「遺伝子組み換え原料」を含んでいるかどうかを知ることは、ほとんどできません。これは遺伝子組み換え原料が大量に日本に輸入されている現状とは相反する表示実態だといえます。
農林水産省へ要請しました

5月10日、消費者が遺伝子組み換え原料の混入の有無について、適切に判断できるようにするため、現行の「表示制度」の不備を改善するよう、農林水産省に要請しました。
<要請の内容>
- 表示は「遺伝子組み換えでない」、あるいは「遺伝子組み換え不分別」、「遺伝子組み換えのものを分別」の、いずれかを明記するようにし、無表示を認めないこと。
- 許容混入率は、当面EUと同様に1%とし、早期に0.1%とすること。(日本の現行は5%)
- 表示が適正に行われているか、監視する体制を強化し、指導を徹底すること。
- 表示対象を限定せず、原料として輸入される農産物を表示対象とし、追跡可能性を確保することによって、微量添加物、畜産飼料も含めて全ての原料表示を義務化すること。またスターリンク事件を踏まえ、輸入される種子についても表示を義務化すること。
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