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とれたてNEWS

生活クラブ生協(茨城)は遺伝子組み換え作物栽培実験で公開質問状を提出しました。

 生活クラブ生協茨城(牛久市、森田時子理事長)は、5月30日、実験をしている農業生物資源研究所(つくば市)に、公開質問状を再提出しました。また、同時に内閣府食品安全委員会と厚生労働省にも公開質問状を提出しました。

独立行政法人 農業生物資源研究所 理事長 石毛 光雄 様

生活クラブ生活協同組合茨城 理事長  森田  時子
ストップGMO茨城実行委員会 委員長  竹添 みち子

「独立行政法人農業生物資源研究所における遺伝子組み換えイネ等の第一種使用について」の質問状の回答についての見解と再質問

(公開質問状)

 貴研究所において、去る2006年3月18日に開催された、遺伝子組み換えイネ等の第一種使用についての一般説明会に参加し、幾つかの点について問題があると思われ、4月4日に「独立行政法人農業生物資源研究所における遺伝子組み換えイネ等の第1種使用について」公開質問状を提出いたしました。

その後、貴研究所より「公開質問状に対する回答」文書をいただきましたが、残念ながら、上記回答は私どもの質問に対する回答になっておりませんでした。私どもの質問内容が充分に伝わらなかった部分もあると考え、再度、質問いたします。

  1. 3月の説明会では、粉症緩和米について「食品としての安全性を現在動物実験で調べている」という説明でしたが、これまで遺伝子組換え食品の安全性の基準として用いられてきた「実質的同等性」はこの場合当てはまらないと考えられますが、貴研究所としてこの点についてどのように考えているのでしょうか?  安全審査については、内閣府食品安全委員会の所管でありますが、基準に基づき実際の実験を行っている貴研究所の見解について回答を求めます。
  2. 花粉症緩和米の食品としての安全性について、現在行われている花粉症緩和米の動物実験は、どのような項目で、どういった指標で行われている実験なのか、その内容について具体的にお答え下さい。
  3. 3月の説明会では、花粉症緩和米が食品か医薬品かはまだ検討中という説明でしたが、病気の治療や予防を目的として新たに人工的に作られたタンパク質(ペプチド)であることから、当然医薬品として扱われなければならないと私どもは考えます。食品であるか医薬品であるかによって、求められる安全性や効果の基準は異なります。医薬品であれば医師の処方に基づいて服用し、効果や副作用についても管理されますが、食品であれば一般市場で流通し、効果や副作用は把握できず、予想外の影響が現れても対応できません。この点があいまいなまま、実験を進めている今の貴研究所の状況は大きな問題です。貴研究所は、「現在、動物実験において安全性を確認することに全力を注いでおり、安全性が確認されない限り実用化を進めるという判断はしない」とご回答されました。安全性の確認、および実用化推進の判断は、貴研究所が行うと回答文書から理解できます。「安全性基準」に疑問がある現在、「安全性の確認」は何を基準になされるのでしょうか?独自の基準をお持ちなのでしょうか?また、「実用化推進の判断」についても、判断基準を示し、その根拠についてもご回答下さい。
  4. 再度の説明会、および意見交換会の要望について、「実験の結果、実用化を進める判断がなされた場合、意見交換会について検討する」とのご回答でしたが、私どもは、動物実験の結果についてはもとより、途中経過における説明・意見交換会も求めます。また、実用化を進める判断がなされた場合もそうでなかった場合についても、判断結果とその根拠について、説明・意見交換会の開催を求めます。

   説明・意見交換会の予定について、ご回答下さい。上記、質問に対しては、06年6月6日までに、下記までご回答ください。

<連絡先:〒300-1231牛久市猪子町992-676 生活クラブ生協茨城・組織部>

内閣府 食品安全委員会委員長 寺田雅昭様

生活クラブ生活協同組合茨城理事長   森田 時子
ストップGMO茨城実行委員会 委員長  竹添 みち子

 遺伝子組み換え花粉症緩和米の安全性基準について

  (公開質問状)

 現在、独立行政法人農業生物資源研究所において遺伝子組み換え花粉症緩和米の動物実験が行われています。 去る2006年3月18日に上記研究所において、当該実験に係わる第1種使用についての説明会が行われましたが、内容にいくつか疑問があったため、4月4日に公開質問状というかたちで上記研究所に対し、疑問点についての回答を求めました。
  その後、上記研究所より回答文書を頂きましたが、その中で2項目については、質問の回答は、上記研究所ではなく、貴委員会に求めることが適当であるとの考えが示されていました。
  その経過を踏まえ、下記項目について、貴委員会のご回答を頂きたく、質問いたします。
また、上記研究所に質問し、ご回答をいただいた他の2項目についても、貴委員会の見解を示していただきたく、質問いたします。
  なお、私どもが独立行政法人農業生物資源研究所に提出した公開質問状とその回答文書の全文については、別途、添付いたしましたのでご参照ください。

  1. 現在、動物実験が行われている遺伝子組み換え花粉症緩和米について、独立行政法人農業生物資源研究所による説明では「食品としての安全性を動物実験で調べている」とのことでしたが、これまで遺伝子組み換え食品の安全性の基準として用いられてきた「実質的同等性」はこの遺伝子組み換え米については当てはまらないと考えられますが、この点についての貴委員会の見解を求めます。
  2. 遺伝子組み換え花粉症緩和米の食品としての安全性について、「実質的同等性」に代わる新たな安全性評価基準を設定しているのでしょうか?  設定しているのであれば、その内容について、設定していないのであればその根拠について、具体的なご回答を求めます。
  3. 遺伝子組み換え花粉症緩和米が食品か医薬品かはまだ検討中という上記研究所の説明でしたが、病気の治療や予防を目的として新たに人工的に作られたタンパク質(ペプチド)であるため、当然、医薬品として扱われなければならないと考えられますが、この点についての貴委員会の見解を求めます。
  4. 食品であるか医薬品であるかによって、求められる安全性や効果の基準は異なります。 医薬品であれば、医師の処方に基づいて服用し、効果や副作用についても管理されますが、食品であれば、一般市場で流通し、効果や副作用は把握できず、予想外の影響が現れても対応できません。この点をあいまいにしたまま研究を進めている今の状況は大きな問題であり、これについて説明を求めます。

上記質問に関して、6月6日までに下記まで回答を求めます。

                    生活クラブ生活協同組合茨城・組織部
〒300-1231茨城県牛久市猪子町992−676  TEL029−872-7521

厚生労働省 医薬食品局 局長 福井和夫様

生活クラブ生活協同組合茨城理事長   森田 時子
ストップGMO茨城実行委員会委員長  竹添 みち子

遺伝子組み換え花粉症緩和米の安全性について

   現在、独立行政法人・農業生物資源研究所において動物実験が行われている、遺伝子組み換え花粉症緩和米の安全性について、貴機関の見解を伺いたく、質問いたします。

  1. 現在、実験が行われている遺伝子組み換え花粉症緩和米について、独立行政法人・農業生物資源研究所の説明によれば「食品としての安全性を動物実験で調べている」とのことでしたが、遺伝子組み換え食品の安全性の基準として用いられてきた「実質同等性」は、この遺伝子組み換え米については当てはまらないと考えられますが、この点について、貴機関の見解をお答えください。
  2. 遺伝子組み換え花粉症緩和米を含む第2世代の遺伝子組み換え作物の食品としての安全性について「実質的同等性」に代わる新たな評価基準について、貴機関の見解をお答えください。新たな評価基準の設定があるのか?あるのなら、その内容について、ないのであれば、上記遺伝子組み換え米の安全性評価の根拠について、具体的にお答えください。
  3. 実験を行っている農業生物資源研究所の説明では、遺伝子組み換え花粉症緩和米は、食品か医薬品かはまだ検討中とのことでしたが、病気の治療や予防を目的として新たに人工的に作られたタンパク質(ペプチド)であるから、当然、医薬品として扱われなければならないと考えられますが、この点についての貴機関の見解をお答えください。
  4. 食品であるか医薬品であるかによって、求められる安全性や効果の基準は異なります。医薬品であれば、医師の処方に基づいて服用し、効果や副作用についても管理されますが、食品であれば一般市場で流通し、効果や副作用は把握されず、予想外の影響が現れても対応できません。

 この点をあいまいにしたまま研究が進められている今の状況は大きな問題であり、貴機関の見解をお答えください。上記、質問に関して6月6日までに下記まで回答を求めます。

                       生活クラブ生活協同組合茨城・組織部
〒300-1231茨城県牛久市猪子町992−676  TEL029−872-7521

2006年6月1日  生活クラブ生協連合会