京都議定書発効にあたっての生活クラブのアピール
2月16日、地球温暖化防止に向けた京都議定書が発効しました。京都議定書は、二酸化炭素をはじめ温室効果ガスの削減を国際的にすすめるという人類史上、画期的な約束であり、地球の未来を守るため大きな意義をもった第一歩です。
世界各地で洪水や旱ばつ、熱波やハリケーンなどの異常気象が起こっています。日本では2004年記録的な猛暑、集中豪雨や多くの台風の上陸がありました。私たちのお米の主要産地である山形県遊佐町でも、台風による潮風害で収穫量が例年の6割という甚大な被害を受けました。このまま温室効果ガスが増加し続けると、さらに大きな異常気象災害をもたらすと予想されています。
日本は京都議定書で2008年から2012年の間に、1990年比で6%の温室効果ガス削減を約束しました。この目標を達成するためには、政府や自治体、事業者のみならず、NPO、市民、消費者それぞれが、自分の課題として取り組むことが求められています。
生活クラブでは「安全・健康・環境」を原則として、提携生産者と一緒に環境負荷の少ない消費材の開発、事 業活動で使うエネルギーの削減、自然エネルギーへの転換、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進、ライフスタイルの見直しを進めています。
この間、生活クラブで二酸化炭素削減に大きな効果が発揮できた取り組みは、グリーンシステム(容器の再使用)の取り組みです。しょう油、ジュース、ジャムなど44品目をリターナブル容器にして繰り返し使っています。2000年には牛乳を軽くて持ちやすいリターナブルびんに変えました。牛乳キャップは回収し「ごみ袋」に生まれ変わり、ピッキング袋も回収し再びピッキング袋にリサイクルしています。
2003年度一年間に回収した容器はおよそ8千トン、削減した二酸化炭素排出量は2,188トンで、これを体積に換算すると東京ドームと同じぐらいです。組合員一人あたりでは8.5kgで、体積は直径2mの風船の大きさになります。
生活クラブでは、2005年度より「地球温暖化防止CO2削減行動計画」をスタートさせ事業活動からのCO2削減を進めます。またグリーンシステムによるCO2削減では、現在の組合員一人あたり8.5kg削減を、 2005年度から3ヵ年かけて10kgまで増やす取り組みを進めます。
生活クラブは、京都議定書の目標達成に向けて、行政、事業者、NGOの皆さんと力をあわせ、組合員、提携生産者、地域の方々と一緒に温暖化防止の取り組みを全力で進めていきます。
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